撮影2日目。
今日も超快晴!!
7時45分に西蔵王展望台集合であったため,7時過ぎに展望台に到着し,車中で朝食を取る。
エキストラの方々も7時30分頃に続々と来ていただいた。昨日の夜遅くにお願いしたにも関わらず,快く引き受けて下さった方ばかりで,本当に感謝である。
スタッフも7時45分頃にはほとんど全員集合。早速,助監督のNさんからエキストラの方々に演技の説明をしていただく。
8時30分から撮影開始の予定であったが,キャストの方々も早目に到着したため
8時過ぎ頃から撮影を開始する。
天気予報によると,午前10時くらいまでは晴れだが,だんだん雲が出てきて,15時くらいには雨になるとのこと。やはり昨日のうちにお釜の撮影を終えたのは大正解であった。
今日も早くから監督の怒号が飛び交う。さすがにエキストラの方々もちょっと引き気味であったが,すぐに慣れたようで,撮影の合間に監督と話をしている方もいた。
撮影は2時間程度で終了。
終了後,展望台付近で,山形の街並みをバックにスタッフ・キャストを入れての記念撮影を行った。特別にエキストラの方々も入れてもらったのだが,かなりの記念になるであろう!!
蔵王みはらしの丘に移動。
スタッフのほとんどはこの場所を知らなかったため,自分が監督車と美術車を先導する事となった。監督から,
「Y君は地元なんだから,他の車両よりも現場に早く到着できるように頼むよ。」
と軽いプレッシャーをかけられる。
飛ばしたわけでもなく,特別の道を行ったわけでもないが,一番のりで蔵王みはらしの丘に到着。
すでにUR都市機構のH課長がいらっしゃった。みはらしの丘一帯の工事を全部ストップしていただいたとの事であった。
本当にありがとうございます。
天気も良く,蔵王みはらしの丘からは綺麗に蔵王連峰が見渡せ,本当に別荘地のようである。
撮影は順調に進んだが,ラストで使うシーンのため丁寧に撮影しているようであった。
いつも不思議に思うのだが,なぜ俳優の方々はすぐに泣けるのだろうか?ついさっきまで,普通に話したり笑ったりしていたのだが,「よーいスタート」の声と同時に涙が出てくる…。
いくらプロとは言え,不思議だ。
撮影は2時間程度で終了。
すぐにみはらしの丘の手前の路上に移動。タクシーを牽引しての撮影を行う。
モニターでみると新緑が大変綺麗であった。
撮影は1時間30分程度で終了。
ニッポン古屋敷村に移動。
ここには,茅葺き屋根の家が数軒残っており,昭和の雰囲気がたっぷり感じられる村である。
実は監督も数年前にここで映画を撮ったことがあるそうだ。スタッフの中にも,監督と一緒に古屋敷で撮影を行ったという方がいて,いろいろ話を聞かせていただく。
路上での芝居だったが,そもそも車の通りもほとんどないため,自由に撮影できた。
撮影が進むにつれ,段々と天気も悪くなってきたが,ちょうどスタッフの
「本日の撮影は以上で〜す」
の声と同時に,小雨が降ってきた。
撮影2日目無事終了!
お疲れ〜ッス!!