山形フィルム・コミッション

撮影６日目。

山形市でのロケは今日が最終日である。
嬉しいことに今日は超快晴。しかも澄み切っているため，街並みや山々が綺麗に見渡せた。

悠創の丘で制作のＯさんと正午に待ち合わせる。スタッフも２０分後くらいに続々と到着。上まで車を誘導する。監督は歩いて撮影のポイントを探りながら登っていった。
結局一番上の「感動の丘」で撮影を行う事となる。

撮影前に監督から
「この前のロケハンではわかんなかったけど，Ｙさん言った通り綺麗な場所なんだね。しかもこんなにいい天気の中で撮影できるのは，ホント嬉しいなぁ」
と言っていただく。
また，ある俳優さんは悠創の丘から見える風景に感動し，街並みを見つめ，しばらく動かなくなっていた。

撮影は順調に進んでいった。
ギャラリーなどもいなかったため，自由に撮影できた。
予定にはなかったが，悠創の丘の駐車場でも撮影を行う。
撮影は１５時過ぎに無事終了。
最後に車止めに鍵を掛け，悠創館の職員の方に挨拶して次の撮影場所「エビータ」に移動する。

１６時からクラブ「エビータ」で撮影を行う。
入り口付近にスタッフがたくさんいるため，「何か事件でもあったんですか？」みたいな雰囲気を醸し出していた。動揺しているんじゃないかと思い，「エビータ」の代表でもあるママに挨拶すると，
「いや〜凄い事になっちゃってるわね〜。でもどんどんやっちゃっていいわよ〜！！」
と，笑っていた。さすがだ！！

室内には入れない状況だったため，外のモニターで撮影の様子を見ると，かなりの高級感に溢れ，山形にはちょっとないような感じの店に映っていた。しかも撮り方がかなりカッコいい。
時間は若干かかったが，店側にも全面的に協力いただいたため，撮影もスムーズに進み，２時間くらいで終了。
「エビータ」のスタッフの皆様，本当にありがとうございました！！必ずや給料日に寄らせてもらいます。

山形市のロケはここで全て終了だったため，お世話になった監督やスタッフに挨拶する。監督には「いや〜山形楽しかったよ。また近いうちに必ず来るよ」などと言っていただき，他のスタッフからは「異動したりしないでね」「うちの会社来ない？」などと嬉しい言葉をいただく。
制作担当のＯさんは「次は，『ら・ふらんす検事』で会いましょう」という謎の言葉を残し去って行った。
ロケバス，機材車，美術車等を見送り，全行程は終了した。

スタッフ・キャストの皆さん，そして撮影に協力いただいた全ての皆さん，本当にお疲れ様でした！
またロケで会いましょう！！