撮影2日目!!
朝5時過ぎに起床。
制作のS本さんと連絡をとり,予定通りに撮影が行われることを確認する。
朝7時に市役所前でエキストラの方々と待ち合わせているため,6時45分から待機する。
今日は蔵王エコーラインや蔵王ライザのゲレンデで撮影を行うため,エキストラの方々の移動の車輌を準備してもらっていた。
皆さん時間前に到着。4〜5才の子どもやお母さん,保母さん,OL役のエキストラの方々である。
自分は車輌を見送り,自宅にいったん戻って「出張の準備」をしてから現場に向かう。
実は今日の撮影には半分しか立ち会えないのである。
なぜなら,午後からは物産展の仕事でタイのバンコクに向けて出国しなければならないのであった。
当然ながら制作のS本さんからは,「そりゃないんじゃないすか」とブーイングされてしまった(汗)
確かに撮影場所を提案したり,エキストラを集めた張本人が現場を離れるのは無責任極まりない‥。
きっとトラブルが起きてしまうのはこんな時であろう‥。
本当にスイマセン‥‥もしクレームなどございましたら,私ではなく,出張を命じたT事務局長かK事務局次長にドシドシお願いします!
天気が心配だったが,現場(蔵王ライザ)に到着すると,そこは快晴だった!
雲海になっており,上だけ晴れていたのである。
山々にはうっすらと雪も積もっており,まさに台本とぴったりの神秘的な光景であった。
‘撮影の神様’が舞い降りてくれたのであろう!!
エキストラの子どもたちが暇を持て余していないか心配であったが,大道芸人でもあるエキストラのNさんが,バルーンアートで楽しませてくれていた。Nさんありがとうございました!!
バスの中のシーンの撮影が始まった。
途中,大プロデューサーのA野さんに,「いやぁ今日も奇跡的に晴れたね,さすがだね」と絶賛していただいたが,間もなく下山しなければならない事を告げると,「それはヤバイな,天気が崩れる前に早目に撮影を終えないとな‥」と真顔で心配されてしまった。
「晴れ男」の使命として,できるだけ現場にとどまっていたが,ついに新幹線の時間がやってきてしまい,スタッフやエキストラの方々に挨拶し,泣く泣く下山する。
今回の撮影でも,職場の同僚の進Dさんにもエキストラ(親子)の手配や,実際の出演もお願いしてもらっているので心強い限りであったが,やはり担当者が現場を離れるのはちょっとな‥‥。
帰り際に監督からは「バンコクは楽しいんだろうなぁ」とのお言葉をいただき,
プロデューサーのA野さんからは「Yさんはバンコクの食べ物あんまり合わないと思うよ」とのお言葉をいただき,
制作のS本さんからは「バンコクに行っても僕たちのこと忘れないで下さい」とのお別れの言葉をいただき,
同僚の進Dさんからも「この天気だときっと飛行機揺れるね」とひそかに恐れている言葉をいただいた。
_l ̄|〇。。。
急いで下山して国道あたりから蔵王を見上げると,かなり分厚い雪雲に覆われていた‥‥‥。
‘撮影の神様’はお帰りになられたようだ‥‥
悪天候の中,撮影を行ったスタッフ・キャストの皆さま,寒い中参加いただいたエキストラの皆さま,本当にお疲れ様でした!
またいつか撮影現場でお会いしましょう!!