撮影実績REULTS OF FILMING

「姿三四郎」の撮影日誌

2007年11月28日(水)快晴

#aryitem{'IMG01ALT'}

撮影当日。

またもや快晴。
スタッフ(先発隊)と10時30分に文翔館裏側で待ち合わせる。なかには,以前ドラマで一緒に仕事をした助監督もおり,ついつい話し込んでしまった。

エキストラの方々と12時に文翔館入り口前で待ち合わせる。
本当に急な依頼(当日の朝も電話をかけまくってしまった)にも関わらず,10名の方々に参加いただいた。昨日はかなり蒙昧していたため,どんな撮影なのかあまり詳しく話していなかったようで,
「えっ,地元の番組の撮影じゃなかったんですか?」
「ドラマなんですか?」
と驚かれてしまった。申し訳ないです‥‥

文翔館の3階のギャラリーを予約しており,スタッフ・エキストラの控え室兼衣裳部屋とさせていただいた。エキストラの方々も到着早々に,プロのヘアメイクさんにメイクしてもらい,明治時代のセレブな人々に変身していただいた。

#aryitem{'IMG02ALT'}

自分自身は,議事堂前の造り込みを手伝っていたため,13時過ぎに控え室に入っていったのだが,エキストラの方は既に全員が変身を完了しており,どうみてもプロの役者のようであった。

14時前に議事堂前に移動。
後発隊のスタッフは,午前中にいわき市での撮影を終え,14時頃文翔館に到着し,すぐに撮影を開始する。
この日はずっと快晴であったのだが,気温は低く,また,少し風も強かったため,体感温度はかなり低かった。暖かい“いわき市”から移動してきたスタッフは,この気温の変化についていけなかったようで,「寒い」ではなく「痛い」を連発していた。

議事堂を“新富座”に見立てた設定で,エキストラの方にはそこに入っていく人々を演じていただいた。カメラの位置やエキストラの動きを変えて,何度も繰り返し撮影する。
議事堂前での撮影は何事もなく速やかに終了。寒かったので,エキストラの方には大至急控え室に戻ってもらう。

#aryitem{'IMG03ALT'}

16時頃から旧庁舎前で撮影を行う。
ここは“鹿鳴館”という設定であった。
旧庁舎が鹿鳴館に見えるかと言われると,ちょっと微妙な感じはするが,プロが間違いないと言うのであれば,きっとそんな風に映るのであろう。

カメラは正門あたりにセットしているため,エキストラの方々は後ろ姿のみの出演であった。おまけに建物全体が入るよう少しロングで撮っているため,実際放送される時にはどんな風に映るのであろうか。
ぜひ大画面+スロー再生でご覧いただきたい。

撮影は17時過ぎに終了した。
とても寒い中での撮影だったが,エキストラの方々には
「いやー寒かったけど楽しかった」
「いい記念になった」
等々,嬉しい感想を言っていただく。

スタッフも控え室からの荷物の搬出や清掃等を終え,18時30分頃に帰路についた。

スタッフ・エキストラの皆さん,寒いなか本当にお疲れ様でした!
またロケでお会いしましょう!!



Page Top