撮影5日目。
今日は夕方からライトアップした文翔館前広場での撮影。
これまでライトアップした文翔館でのドラマの撮影はなかったので、とても楽しみであった。
19時半にスタッフが到着する予定であったが、19時頃に
「実は今、ラストの重要なシーンを撮ってるんですが、かなり押しそうなんですよ。」
との電話があった。
「どのくらい押しそうですか?」
「んー、2時間くらいです」
「…(絶句)」
「ライトアップは何時まででしたっけ?」「21時30分」
「…(相手方絶句)」
結局スタッフが到着したのは、ライトアップが終了する直前だった。全部ライトが消えるのを待ち、道行く車のライトや信号待ちしている車のライトを灯りに撮影を開始する。まぁそれはそれで綺麗なシーンとなったが、撮影した場所が文翔館なのかどこなのか全くわからないのも、いかがなものかと思う。
23時前に撮影終了。
23時30分から霞城セントラル24Fで撮影開始。撮影時間延長の申請はしていたが、何時に終了するのか全く検討がつかなかったため、とりあえず終了時間は27時としておいた。
高嶋政伸さん、佐野史郎さん、伊藤かずえさん、遠野舞子さんの声がフロアーに響く。
撮影中、24階のエレベーター付近で、REIRAの「ENDLESS STORY」を絶唱している酔っ払い兄ちゃんがいたため、大至急帰っていただく。好きな曲だけに、兄ちゃんの声が耳に残ってしまってるのが悔しい。しかもサビの部分の歌詞を間違えてた。
撮影はシリアスなシーンの連続で、ピリピリと緊張感が伝わってくる。
スタッフと少し離れたところに行き、翌日(すでに当日)のスケジュールやエキストラの手配等の打ち合わせを行う。
さすがにこの時間になるとお互い目つきとテンションがおかしい。
あまり面白くもないことでもゲラゲラ笑ってしまった。
午前2時過ぎに撮影終了。器材の撤収も午前3時前に完了。
大変な一日だったが、スタッフはこれから村山市に帰るため、就寝はきっと朝4時頃であろう。
お先にzzz