「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
今回は、俳聖・松尾芭蕉が読んだ名句の舞台を益子直美さんがほのぼの散歩。天台宗の高僧・慈覚大師が860年に開山し、年間70万人の観光客が訪れる東北有数の景勝地として知られる古刹「山寺」こと宝珠山・立石寺。険しい山道に点在する堂を巡りながら、登る1015段の石段は一段一段登るごとに一つづつ煩悩が消え、悪縁を払うことが出来ると言われています。山寺を登った後は、地元山形の食材をふんだんに使ったイタリア料理店へ。獲れたて色とりどりのトマトを贅沢にあしらった「カラフルトマトのピザ」はまさに夏の太陽の味。見た目だけでも、女性を虜にする逸品です。旅の最後は、毎年20万人以上が訪れる「山形大花火大会」へ。頭上に打ちあがる百花繚乱、2万発の花火の彩りに、過ぎ行く夏の風情を感じます。
「悪人」「横道世之介」などで知られる人気作家・吉田修一による傑作長編小説をドラマ化。敏腕アーティストマネージャー、どこか抜けていて憎めない歌舞伎町のバーテンダー、独り者のチェロ奏者、冴えないホスト、子連れのホステス…など、心優しき普通の人々が、少しの勇気と信じる力で、この国の未来を変える“戦い”に挑んでいく!
鈴木京香、高良健吾が初共演。そして、『世界の中心で、愛をさけぶ』(’04)等数々のヒット作を手がけ、同じ吉田修一原作の『パレード』(’10)ではベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞した行定勲が連続ドラマ初監督に臨む。